2021-12-03 遠くのどこかへ届く
10:49
子どもの頃、友だちとシャボン玉で遊びながら、シャボン玉で世界中がいっぱいになればいいのにと思ってた。割れる前にたくさんふけば…と努力したけど追いつかず、へとへとになるまで吹いても消える速度のほうがはやくて、友だち情報によるとMちゃんがドラえもんシャボン玉生成機を持っていると聞いて、次は連れてこよう!と意気込んでいた。
私がSNSに、わざわざ書かなくても良い個人的な思いつきを書くのは、もしかしたらあのときの感覚の延長なのではないかなということをふと考えた。
言葉がわたしのしらない遠くのどこかまで届くといい、という。
10:25
アドベント日記にいろんな方が参加してくれて嬉しい。私が読みたかったのはこれだ…としみじみしている。
せっかく書いてくださったのでリツイートして色んな方に読んでほしいという気持ちもあったけれど、アドベントカレンダーを開けるみたいにハッシュタグを押したらそこに初めてずらりとその日が並ぶ方が良い気がした。
こうして誰かの一日の端っこに触れるだけで、そうだった、ここには生身のひとがいたんだなあと当たり前のことを再確認する。
tweetの文字の後ろに人の厚みをいつも感じておくのはなかなかむつかしいけれど、アドベント日記を読む時だけは、その向こうのことを色々想像する隙間のようなものがからだに用意される気がする。